虫歯

Caries

虫歯によって生じた穴や欠けた部分は、残念ながら自然に回復することはありません。
そのため、適切な処置を施したうえで、人工の材料を用いて補修します。

修復に用いる材質にはさまざまな種類があり、ご相談の上で最適なものをお選びいただけます。

虫歯を除菌する方法や歯質を再生する方法はまだ確立されていないと考えています。

当院の麻酔における取り組み

「安心して処置を受けていただけるよう、できるだけ痛みを抑えた麻酔を心がけています。」

・ゆっくり丁寧に

麻酔には十分な時間(約10分)をかけ、焦らず慎重に行います。

・表面麻酔を必ず使用

針を刺す前に表面麻酔を使い、痛みを軽減します。

・極細の注射針を使用

33Gの極細針(髪の毛ほどの細さ)を使用し、痛みを抑えます。

・優しい圧でゆっくり注入

強い圧をかけず、3~4回に分けて休憩をとりながら丁寧に注入します。

・効果をしっかり確認

麻酔が十分に効いているか確認し、不十分な場合は適切に追加します。

修復の例

コンポジットレジン(保険)

・削る量は最小限
・最もよく使われる材料
・適応範囲は広いが、強度が劣るため耐久性は低い
・奥歯にはあまり適さない

銀歯(保険)

・日本では一般的だが、海外では健康上の理由から敬遠されている材料

ハイブリッドレジン(保険&自費)

・CAD/CAMとして保険導入され、保険診療においては今後主流となる可能性が高い
・削除量はセラミックとほぼ同じ
・強度がやや劣るため、変色等の経年劣化があり長期安定性は低い

金(自費)

・高価だが当院で最もオススメする材料
・日本では戦前から口腔内に使われており、最も歴史がある

セラミック(自費)

・最も綺麗に仕上がる
・経年劣化は少ない
・粘りがないため一気に割れることがある
・削除量は多い 

ジルコニア(自費)

・削除量は金属と同等
・硬すぎることが問題
・新しい材料で歯に対する影響が未知数

虫歯の進行

C0 (虫歯の前兆)

歯の表面からカルシウム等の無機成分が溶け出しはじめます。

C1 (軽度の虫歯)

表面のエナメル質が解けはじめます。
まだ痛みはありません。

C2 (中度の虫歯)

虫歯が進行し、象牙質に達します。
冷たいもの・甘いものなどが染みてきます。

C3 (重度の虫歯)

歯の神経(歯髄)まで虫歯が達します。
ズキズキとした痛みがひどくなってきます。

C4 (最重度の虫歯)

歯全体が虫歯に侵され歯根だけが残ります。
神経(歯髄)が死んで、歯寝に膿がたまります。

虫歯予防

虫歯予防の基本は2つ
唾液の質を知ること
食習慣の見直し

①虫歯予防の重要な役割を担っているのが唾液です。
唾液には、「歯を再生する働き(再石灰化)」や「酸を中和する働き(緩衝能)」があります。
唾液の緩衝能が高いと、虫歯はできにくいと言われています。
この唾液の緩衝能は、当院の唾液検査SMT(料金3,300円)で簡単に確認することができます。

②先住民族には虫歯や歯周病、歯列不正もほぼありませんでした。
伝統的な食事から近代的な食事へと変化したことで、これらの疾患が急増したのです。

近代的な食事の特徴の一つに間食があります。
清涼飲料水を飲んだだけでも、これは立派な間食です。
腹持ちの良いお米をよく嚙んで食べるということが減り、流し込むような食事(ゼリーなど)やパンを中心とした食事が増えたため、変な時間にお腹が空くから間食をするということが増えてしまいました。
清涼飲料水の常飲や食事の時間が不規則になると虫歯は確実に増加します。

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